<適用事例>海外拠点向けグローバルERP

1.概要

日本企業が海外に進出する際、現地法人のシステム導入が製品の高コスト、エンジニアの能力不足のため、ひじょうに困難となります。

グローバル対応機能を多数備えたEPRシステム 『ReCent-EBO』 のハイコストパフォーマンスと、ローリーコンサルティング社の優れた導入力が、この問題を解決し、日本企業の迅速な海外展開を可能とします。

2.なぜ普通のERP製品では海外利用が困難なのか

国内ではERP製品を利用している大手・中堅企業が海外進出の際に、その製品を利用できないことが多いのはなぜでしょうか。

大手のERP製品は、機能は豊富ですがライセンス費用、ソフトウェアメンテナンス費用は高く、高価なサーバー、ストレージを必要とします。では、安価なERP製品を使えばよいかというと、グローバル対応機能が無かったり、大手・中堅企業で必要とされる複雑な業務に対応できる機能が無かったりするためこれも使えません。

また、導入のためにはコンサルタント、SE、プログラマといった技術者が必要となりますが、ERP導入エンジニアは特定業務分野しか分からないことがほとんどのため、海外現地法人での業務をすべてカバーしようとすると、多数のエンジニア、しかも多くの場合、英語もできる高価なエンジニアを、1年といった長期に渡って海外に送り込まねばならず、立ち上げ段階で少人数の現地法人にはそぐわない高コストになります。

3.ローリーコンサルティングERPシステム 『ReCent-EBO』 の優位性

(1)優れたコストパフォーマンス

ReCent-EBOは、ローリーコンサルティングが20年以上の大規模システム開発プロジェクトにおける経験を元に開発したERPシステムです。大企業・中堅企業の業務に必要な機能を実装し、不要な機能を省いたシンプルなアーキテクチャです。

これは以下のメリットにつながります。

  • 業務に必要な機能とそのあるべき実装法を熟知したハイレベルな開発者が、少人数で開発していますので、サブスクリプション(システムの利用費用、追加開発のソフトウェア保守費用が安価です。
  • 追加開発の際に、無駄な機能のテストをする必要がないため、短期間少人数、すなわち低コストで行うことができます。

例えば著名ERPシステムの場合、レポート一表追加するのに、エンジニア1カ月分の費用が必要となりますが、ReCent-EBOであれば数日分しかかかりません。

  • ソフトウェアが軽いため、それを動作させるサーバーやデータベースの費用が抑えられます。小型のクラウドサーバーであっても50ユーザー程度であれば十分稼働します。

(2)ReCent-EBOの豊富なグローバル対応機能

ReCent-EBOはその開発上の思想として、システム導入が困難で取り残される大企業・中堅企業の海外法人での利用を想定していたため、多数のグローバル対応機能を備えています。
☞ ReCent-EBO グローバル対応機能紹介ページ

  • 多言語(マルチ言語)対応

日本語だけでなく、英語、中国語をサポートしています。GUIのメッセージが、辞書ファイルとしてプログラムロジック部分から独立しているため、辞書ファイルを追加するだけで他の言語への対応も簡単に実現できます。

また、製品マスタ上で、日本語名と英語名といった複数の言語での名称登録ができますので、一方の言語がわかる担当者であれば業務遂行が可能となります。

もちろん納品書、請求書といった各種ドキュメント出力も多言語に対応していますので、現地でのビジネスを円滑に行うことができます。

  • 多通貨(マルチ通貨)対応

円、ドル、ユーロ他、ハードカレンシー(国際決済通貨)は網羅しており、輸出入業務、本社へのレポート業務を効率的に処理できます。

また、為替レートでは、一定期間適用されるコーポレートレート、任意の取引で使われるスポットレートなど、複数のレートを定義することができ、あらかじめ製品毎に適用されるレートを指定しておくことも可能です。

例えば、韓国からウォン建てで日本へ輸入し、アメリカへドル建てで輸出する場合でも、取引をそれぞれの通貨でシステムに入力し、コーポレートレートで自動的に換算された円で総勘定元帳に記帳することも簡単にできます。

  • 複数帳簿(マルチ会計スキーマ)対応

会計スキーマとは、国の会計標準(例えば、US GAAP)、原価計算方法(例えば、発生または標準)そして通貨の組合せです。ReCent-EBOでは、複数の会計スキーマを定義することができるので、海外現地法人の現地税務申告用の会計スキーマと、本社連結用の会計スキーマ、およびグローバルリージョン用の会計スキーマを持つことにより、一つの取引を入力するだけでそれぞれの総勘定元帳へ記帳することができます。

4.ローリーコンサルティングの実績に裏打ちされた導入力

弊社は20年以上の歴史の中で、数多くの大規模ERP導入プロジェクトを成功させてきましましたが、成功の大きな要素は、プロジェクトの中心となる導入ベンダーであると考えています。

(1)なぜERPプロジェクトは失敗するのか

ERPの導入に際しては、数十人から数百人の、コンサルタント、SE、プログラマ(以下「エンジニア」)が動員され、最低でも1年、長いときには4、5年にも渡って開発が行われるのが常識とされていますが、実はこれは導入ベンダーの力不足のためなのです。

ERPは販売、購買、在庫管理、会計、実績レポーティングなど、幅広い分野を統合・連結したシステムですので、ある部分での変更作業がその前後業務に影響を与えます。しかし、昨今の導入ベンダーのエンジニアは特定業務しか知らないことが多いため、全体の業務をカバーしようとすると分野ごとのエンジニアが必要となります。そして、そのエンジニア達は業務の連携を考慮した設計・開発ができないために、ERPプロジェクトの9割以上は失敗に終わるのです。

(2)ローリーコンサルティングによるERPプロジェクトの完遂

弊社は、開発が難航し、訴訟寸前となった数十の大規模ファイアープロジェクトを、20年以上に渡って救済してきました。
☞ 弊社実績(ReCent以外)紹介ページ

それは、ローリーコンサルティングのメンバーが、企業の基幹業務全体を鳥瞰できる実践的知識と実戦的プロジェクトマネジメント手法(メソドロジー)があり、かつ完遂に向けての強い意志を持って、現場でリーダーシップを発揮しているからなのです。

構築(請負)側の弱点、および委託(ユーザー)側の欠如部分を見抜き、それらによってもたらされるであろう不幸な結果が出る前に、両者に存在する欠落ポイントを正確に把握して、自らが先行してその部分を担当し、解決する。こうしたやり方こそが、業種業態、規模を超えてすべてのプロジェクトを成功に導く『RCメソッド』の源泉となっています。

(3)海外現地法人向けシステムの迅速な立ち上げ

ローリーコンサルティングは、海外現地法人用システムの展開も成功させてきました。その手法は、多人数のエンジニアが長期に渡って行うという他社の手法とは異なり、企業の全業務分野を理解している少数のエンジニア自身が現地に赴き、現地の要望もヒアリングしながら短期間で完了させるというもので、少人数・短期間で行うため、お客様に多大なコストメリットと、高品質のシステムをもたらします。

また、海外現地法人のビジネスを、情報システムとオペレーションマニュアルとしてパッケージした 『標準グローバルシステム』 を構築することで、お客様主導での迅速な海外現地法人展開を可能とするメソッドと実績を、ローリーコンサルティングは持っており、継続的なコストダウンとスピードアップを実現していきます。

5.まとめ

ローリーコンサルティングは、自身の開発によるERPシステム 『ReCent-EBO』、およびその優れたシステム導入力により、大企業・中堅企業に限らず、中小を含めた日本企業の海外進出を、迅速かつ低コストで強力にサポートしていきます。

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